2011/12/03

Dream Theater @ Balboa Theater (San Diego)


9月に日本に一時帰国するときに、本当は日本に帰りたくない理由がありました。ひとつは、昔好きだったバンドの Queens Ryche がサンディエゴでライブをすること。もう一つは、Dream Theater のライブがアーバイン(車で1時間半くらい)であること。この2つを逃したら、もう観るチャンスはないと思い、日本に帰るのをやめたいと本気で思いました(笑) しかも、夫の仕事関係の人からDream Theater のチケットをもらえる話まであったのに・・・ あぁ、残念・・・

そしたら、なんということでしょう~ Dream Theater のライブが12/1にサンディエゴで行われることに!! 日本だったら、ライブの告知は半年くらい前にされて、そのツアーの全日程がすぐに告知されるのに、アメリカは事情が違うようです。ライブの告知は1ヶ月くらい前。サンディエゴに来るんだったら、逆にアーバイン行かなくてもよかったじゃーん♪ そして、前述のように、夫の仕事関係の人から、チケットがもらえることに☆

さて当日。ロック好きな友人から、「前に日本公演に行ったときには、前座はなく、途中休憩を挟み、4時間やった」ときいていたので、開演時間の20:00には会場に行きたかったのに、夫は19:30に帰宅(仕事だからしょうがないけど)。ご飯食べて、家を出たのが20:30。もう始まってるよ~、と半ばあきらめていたものの、会場に着くと、まだ始まってなかった。安心して、トイレに行っていると、会場から歓声が聞こえてきたので、慌てて席に着くと、ちょうど始まった♪ 席は2Fの正面、しかも前は通路で人がいないからすごい見やすい。関係者席はいいねー。

演奏された曲は新譜からの曲が多かった。結成してから20年以上経つバンドだけど、今回のアルバムはかなりいい! 大抵、バンドって結成してすぐの頃はいいアルバムを出すけど、何十年も続けているうちに方向性がわからなくなって、昔の曲しか聞ける曲がないってパターンが多いんだよね。そういう意味では貴重です。新譜の『A Dramatic Turns of Events』を買うかどうか迷っている人は、絶対買ったほうがいいです。


コンサートが終わったのは23:00くらいだったけど、全然、短く感じた。もっとやって欲しかった~。そして、夫がバックステージパス(正確にはコンサート終了後にメンバーに会えるパス。楽屋裏には行けない)をもらっていたので、ライブ終了後にメンバーにも会えるという特典つき。っていうか、英語しゃべりたくないから、会わなくていいんだけど・・・ 最近のコンサートで面白いなと思うのは、チケット買うときに、普通より高いチケット(今回は$200くらいだったか。普通チケットは$25-70くらい)を買うと、このメンバーと会えたり、写真を一緒に取れるパスが付いてくる。

そして、2階のフロアで30分程待っていると、ちらほらスタッフみたいな人がやってきて、メンバーを待つファンの人たちとしゃべっている。顔なじみなのかな~と思ったら、メンバーだった(笑) 夫が用事があったのはボーカルの人だったので、ボーカルの人が来るのを待っていたが、ボーカルの人は他のファンから話しかけられ忙しそうだったが、私たちのほうを見ると、会ったこともないのに、「J(夫の名前)か?」と言った。アジア人だから分かったのかな~、すごいビックリした。(他はアメリカ人かメキシコ人) 夫とボーカルのジェイムズが少ししゃべってたら、突然、夫が私のことを「彼女はオーケストラで楽器を演奏していたんだよ」と紹介・・・ 別にそんなこと言わなくていいんだけど・・・と思ったが、ジェイムズは「うちのキーボードのジョーダンは8歳でジュリアードに入ったんだよ。紹介しなきゃ・・・」 !?!? そんなすごい人に紹介されても困るーー とジョーダンが登場。芸術家っぽい、落ち着いたカンジの方でした。彼の奥さんはバスーンをやっていたそうです。少し話してみると、彼は自分で会社を持っていて、音楽のアプリを作っているそうです。夫とそのアプリの話をしていました。別に、私がオケやっていたから紹介したかったのではないみたい。ちょっと安心しました。

(ちなみに、こーんなステキなホールです。)


結局、会場を出たのは12:00。でも、行ってよかった♪ 我が家ではいま、Dream Theater ブームが起きています(笑)