バグパイプを習うこと!!
日本ではスコットランドの民族音楽という位置づけだけど、こちらアメリカではスコットランド移民が多いせいか、バグパイプを目にすることが多い。サンホゼに住んでいた時は、朝突然、アパートの下の通りでバグパイプを演奏するおじさんがいた。また、近くに市庁舎があり、警察関係の催し物がよく行われ、そこでバグパイプの演奏がされていた。スコットランドのお祭り、St.Patrick Day のときにはパレードがあった。
バグパイプを習えるところをいろいろ探したが、近くで習えるところはなく、あっても18歳以下(なんで?)とか、時間帯が夜とかで、条件が合わなかった。
ならばせめて、バグパイプの演奏を見たいとスコットランドのお祭りに出かけることにした。(アイリッシュパブに行ってもよかったんじゃないかと、たった今気がついた・・・)
Scottish Fair が開催されるのはサンディエゴから車で1時間くらいのVistaという町の公園。混雑が予想されるので。近くの高校に車を停め、シャトルバスで会場へ向かう。
スコティッシュバンドの演奏。
伝統的なスポーツ?の大会。砲丸の付いた棍棒を投げる競技、袋を高く投げることを競う競技。本当は、木の棒を投げる競技があって、それを見たかったんだけど、私が行ったときはやっていなかった。
その他、いろいろなブースがあり、各Clanを紹介するブースや物を売るブースも。
これは剣を売る店。未成年は買えません。
食べ物はスコットランドらしく、ミートパイ、スコーンなど。アメリカ的なホットドッグやハンバーガーは売っていません。
お待ちかねのバグパイプです。①右手から演奏しながら登場し、
②円陣になり、演奏。
③演奏が終わったら、また、隊列を組んで演奏しながら戻ります。
これは違うグループの練習風景。
この、先頭に立つ人はひときわ目立ちます。カツラ?のような帽子をかぶって、とても威厳があります。この指揮者?がいるグループはひとつしかいません。
円陣で演奏しています。
しかし! この帽子をかぶった人は、円陣になっているときは参加せず、ただ見ているだけなのです・・・ 楽器は持っていなくて演奏はしないから、円陣に入らないのは分かるけど、見ているだけって、どうなんだろうか。
バグパイプに次いでおもしろかったのは、Sheepdog Trials。
一匹の牧羊犬が、4匹の羊を3箇所のゲートへ追い込む競技です。
ここからスタート。
1つ目のゲート。
これは2つ目のゲート。
羊は犬に追いかけられているときも、草を食べます。
犬に追いかけられる羊。
やはり、これは難しい競技らしく、3つのゲートに成功した犬は2匹ぐらいしかいませんでした。いろいろな催し物があって楽しかった Scottish Fair でした。
おまけ:キルトを着るおじいさん