2009/12/18

NEW YORK へ行ってきた

12月の初めに、ニューヨークへ行ってきました。今回の旅の目的は、私のお気に入りの人のコンサートです♪♪ 私のお気に入りの人とは・・・ ベルリンフィルの首席オーボエ奏者で、Albrecht Mayer (ドイツ人)という人です。現在、世界で最も優れたオーボエ奏者と言っていいでしょう。

サンフランシスコからニューヨークへは、もちろん、飛行機。しかーし、国内線だからといって甘く見ていました。せいぜい、5時間くらいかと思っていたのに、なんと9時間かかるとのこと! 

サンフランシスコ空港のレッドカーペットラウンジで、軽く朝食。↓


ニューヨークのホテルは、ネットで探したのですが、交通の便のいい所はホテル代の高いことにビックリでした。今回の旅の目的に合わせて、コンサートの行われるカーネギーホールに近いことを第一に考え、カーネギーホールから徒歩5分のところにあるホテル『BLAKLEY』というところに。なんと一泊$350・・・・ 普段の旅行でこんなところに泊まったことないよー でもお部屋はステキでした。なんとこのホテル、18歳以下の子供(16歳だったかも)は無料だそうです。良心的ですね~ 客層はヨーロッパ系の人が多かった。
 

着いたその日の夕食はお寿司。夫が大の寿司好きなので、アメリカにいてもお寿司はいつも食べています。ガイドブックで『寿司清』の支店があるというので予約して行ってみたら、「ん? 店の名前が違う」、店の名前は『SUSHI ANN』。 でも、予約しちゃったし、入ってみようということで、行きました。その結果、おいしかった~。お値段もそれなりだったけど。


次の日、地下鉄を使って、移民博物館のあるエリス島へ行きました。途中、地下鉄の構内にニューヨークシティバレエのくるみ割り人形の広告。クリスマスっぽい~。クリスマスといえば、やはりくるみ割り人形なのか、サンフランシスコのバレエ団も、サンノゼのバレエ団も盛んに宣伝していたな。


地下鉄の標識 ↓


地下鉄で、マンハッタンの南端まで行って、そこからフェリーに乗りました。一人$12です。途中、自由の女神の像の前を通りました。自由の女神をよく見ると、台座がかなりの高さを占めていることがわかります。何でも、自由の女神像はフランスからの寄贈で、台座はアメリカが寄付金を集めて作ったとか。さらに、台座の中は博物館になっているらしい! ここで降りることもできたけど、私たちが目指すのはエリス島。

さて、エリス島の移民博物館に到着。なぜ、ここに来たかったというと、主にヨーロッパからやってきた移民たちはまず、全員がエリス島で船を降り、入国管理局で書類がそろっているか、健康状態はよいか、などを検査されます。そこで、伝染病にかかっている人などは、本国へ送還されてしまいます。そのことを扱ったテレビ番組をディスカバリーチャンネルで観たのがひとつ。さらに、夫が『ゴットファーザー』が大好きで、映画の『ゴッドファーザー』で、イタリアから移民してきた主人公(?)がエリス島に降り立つシーンがあるそうなのです。移民博物館は当時の入国管理局の建物を利用しています。(もちろん、修復してありますが)中の展示は、主に写真と、当時の人の遺留品でした。


移民の中でもドイツからアメリカに渡る人が多く、これは、「仕事があるからと誘われて、安易な気持ちでアメリカに行ってもだまされるから、気をつけましょう」というドイツの広告。↓


エリス島は東海岸ですが、西海岸の展示もあり、こちらはカリフォルニア州の写真。カリフォルニア州では日本人を含むアジア系の移民が多く、特に、勤勉でよく働く日本人は差別の対象になったようです。



次は、地下鉄でホテルへ戻り、5th Avenue あたりを散策。



12月上旬だったので、クリスマスの飾りつけがされていました。これはFENDI


ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。
(下部に見える、泳いでいるみたいな像は何だろう・・?)



こちらはカルティエ。 ↓



ジューシークチュールのディスプレイ。ポップコーンを使うところがアメリカらしい。


さぁ、カーネギーホールのコンサートです♪♪


カーネギーホールの前の通りの名前はアイザック・スターン。
内装もステキです。今回、Mayerが演奏したのはリヒャルト・シュトラウスのオーボエコンチェルト。わたしがやったら、10小節くらいしか吹けないような難曲です。(シャープが多くて難しいのー。)Mayerは大喝采でした!私の横に座っていたおじいさんは、Mayerの演奏が終わると、帰ってしまいました・・・ まだ、演奏会自体は終わっていないのにもかかわらず。Mayer目当てだったんじゃないかしら。

次の日、グランドセントラル駅へ。駅構内の天井には12星座が。これはみずがめ座。




電車の発着場所。結構、混雑していました。


駅の外観。



駅からホテルまで歩いて帰りました。途中で見かけたくるみ割り人形。高さ2.5メートル(推定)。


ホテルのそばにあったので近いという理由で、MOMA美術館に行きました。モネやピカソやシャガールの有名な作品はあったけれど、現代美術のものが多く、一人$20の料金に見合っているかどうかはちょっと疑問・・・・・

モネの『睡蓮』


自転車を停める・・・ なんていうんだろう、名前がわからないー。よく道端にあります。


これは・・・ よくわからない。こんな絵もたくさんありました。


こちらは、最後、空港に向かう車からの写真。こうしてみると、工場があって、家があってと、日本の風景をあまり変わらない気がします。さよならNY!






2009/12/17

GHIRADELLI


最近はまっているものがありまして、GHIRADELLI(ギラデリ)というメーカのチョコレートを毎日食べています。サンフランシスコに本拠地があるチョコレートの会社で、日本にいるときは名前も知りませんでした。こちらでは、スーパーやドラッグストアなど、どこでも買うことができます。アメリカのm&m'sやスニッカーズなどのチョコ菓子より高級といったところでしょうか。板チョコが一枚$2.5くらいです。今、クリスマスプレゼント用にいろいろ買い漁っているところなのですが、種類がいろいろあって楽しい~!! 写真は、左奥から、 Dark Rasberry, 60% CACAO, Peppermint Bark, Milk & Caramel, 詰め合わせ(Milk & Caramel・Dark Chocolate & White Mint・60% CACAO)、詰め合わせ(Peppermint Bark・Eggnog・Chocolate Pecan Pie)とまあ、盛りだくさん。

特に気に入っているのは Milk & Caramel と Peppermit Bark 。 Milk & Caramel はミルクチョコレートの中に、キャラメルが入っているもの、Peppermit Bark はミントチョコの中に、飴を細かく砕いたものが入っています。「bark」の意味がはじめはわからなかったのですが、辞書で調べてみると、「木の皮」「ナッツなどと一緒にチョコレートに入っている飴」と載っていました。ミントチョコが美味なのに加え、この Bark がチョコレートに歯ざわりを与え、なんとも言えない絶妙なバランスです。
英語の教室のクラスメートのチョコレートが大好きなルーマニア人の子も、「アメリカのチョコはおいしくないけど、ギラデリはいい!」と言っておりました。

2009/12/08

引越しをした

すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、つい2週間前に引越しをしました。以前住んでいた San Jose(サンノゼ、現地の人はサンホゼという)もアメリカにしては、近所にスーパーが3軒もあって、そのうち2軒は徒歩5分以内という驚異的な近さで、すっごく便利で気に入っていたのですが、夫が引っ越したかったみたいなので、気分転換もかねて引っ越すことにしました。今住んでいるところは、San Mateo(サンマテオ)というところで、サンフランシスコ空港から車で10分、サンフランシスコまで車で2,30分です。

前のところはアパートだったけれど、今度のところはタウンハウス(一軒屋に3世帯)なので、寒い・・・・ 下見に来たときはまだ夏だったので気がつかなかった・・・・ さらに、家の持ち主が自分で住むために作った家なので、持ち主の趣味&謎の機能がたくさん付いています。持ち主さんは香港出身の方で、Eddieといいます。

その1:Eddieはテレビが大好きなので、各部屋にテレビ用のソケットが絶対付いています。台所のカウンターにも付いています。カウンターは狭いからテレビを置く場所なんてないのに・・・ 2階のマスターベッドルームには、なぜかテレビ用のソケットが2つあります。さらに、テレビをよりリアルに楽しむために、1階の居間と2階の主寝室には5.1チャンネルのステレオスピーカーを取り付けられるようになっています。私たちはそんなスピーカーシステムは持っていないので、コードが無駄にむき出しになり、壁には穴があいたままになっています・・・・

その2:Eddieはシャワーが大好きなので、ゲスト用のバスルームには、なぜか、ベランダにシャワーが付いています。もちろん、冬は寒いので使えませんし、こちらは、夏も寒いので、いつ使うのかわかりません。


その3:Eddieは照明が好きなので、ものすごい数のダウンライトが付いています。例えば、主寝室にはダウンライトが7つ、蛍光灯、普通のシーリングライトが1つ、スイッチは合計10個もあり、いまだにどれがどのスイッチなのが覚えられません・・・・ また、最新のハイテクなものが好きで、洗面所や台所には、LEDライトを使用。

この洗面所など、とてもモダンでステキです☆ でも、モダンすぎて私達の持ち物と合わないことが判明。歯磨き用にうさこちゃんのカップを、ここ何年か愛用しているのですが、まったく不似合いです。

Berliner Philharmoniker Orchester

待ちに待ったベルリンフィルのコンサートに行ってまいりました。11/20(金)と11/21(土)の2日間。場所は、サンフランシスコにある Davies Symphony Hall というところで、San Francisco Syhphony という地元のオケのホームグラウンドになっているホールらしいです。プログラムは

11/20 Brahms Quartet No.1 for piano and strings
(orch. Schoenberg)
   Brahms Symphony No.1
11/21 Wagner Prelude to Act 1 of Die Meistersinger
   Schoenberg Chamber Symphony No. 1
   Brahms Symphony No.2


そういえば、去年の日本公演もメインがブラームスではなかったかしら?私のお目当ての Mayer は、11/20のプログラムに参加。Mayer のブラ1を聴くことができたので、大満足でした♪ ただ、全体的な感想は・・・ なんだろう、いまひとつだったような印象があります。ベルリンフィルの皆さんはアメリカツアーの後半で、疲れていたのでしょうか? いつもの緊張感が足りなかったように思えました。
開演前に写真を撮りました。サントリーホールに似た感じです。画面右下のバスパートに注目してください。開演前だというのに、ものすごい熱心に練習しています・・・・・・

2009/10/13

MEXICO ~cancun

アメリカへ行ったら是非行ってみたいところ、それは私の場合、メキシコであった。メキシコの海とマヤの遺跡を訪れてみたいと、予てから思っていた。そこで選んだのが、カンクン(cancun)。マヤ語で「蛇の巣」という意味だそうだ。有名なリゾート地であり、かつ、ツェツェン・イツァというマヤの遺跡に近い。カンクンの沿岸部には湿地帯(干潟?)が広がり、マングローブらしきものも見られた。海は期待していた以上に青かった。紫外線が非常~に強いので、サングラスと帽子と日焼け止めは必須。ただし、白人で帽子をかぶっている人はほとんどいなかった。さらに、私は油断して日焼け止めを塗らなかったら、足などにジンマシンが出てしまった!


泊まっていたホテルから車で2時間半のところにマヤの遺跡がある。かなりキレイに整備されていて、入り口には土産物屋などもある。マヤのピラミッドは幾何学的だった。余計な本を読みすぎているせいか、宇宙的なものを感じた・・・。


ただ、上のピラミッドは修復されたものである。こちらから見た面はきれいだったが、側面は修復されていないようで、こんなにきれいな形ではなかった。下の写真のように、修復中の遺跡もあった。



私たちが滞在したホテルは「PALACEグループ」の「Sun Palace」というホテル。こちらは、子供禁止で、大人がゆっくりと静かに過ごすことができる。さらに、 こちらでは一般的なスタイルなのか、all inclusive というすべて込みの料金体系で、昼食・夕食も、プールや海辺での飲み物もすべて先に払ってしまうので、とてもラクだった。おまけに、同じ「PALACEグループ」のホテルのレストランも使うことができ、とても便利だった。コチラは泊まったお部屋↓


なぜか部屋の中にジャクジーが ↓


テラスからの眺め。海がきれいです。
おまけ:ホテル内にある禁煙のマーク。どことなくマヤ風。





2009/09/30

ベルリンフィルが・・・・!

私の好きな、ベルリンフィルのオーボエ奏者の方のHPをチェックしていたら、なんと、彼のコンサートが12月にNYであることを知りました! カーネギーホールです。

そして、ベルリンフィルのHPでベルリンフィルのコンサート予定をチェックしていたら、なんと、ベルリンフィルが11~12月にアメリカ公演を予定していることがわかりました!!!!!!! 私の行ける範囲では、サンフランシスコで2回公演があります!!! しかも、ベルリンフィルがサンフランシスコで公演をするのは50年ぶり2回目とのこと。

Berlin phiharmonic comes to US

はぁ~、アメリカに来てよかったなーと、初めて思いました(笑) なにせ、2008年の日本公演はチケットがとれなくて、1週間くらい茫然自失の状態だったので・・・・ さらにうれしいことに、一番高い席でも$275、一番安いのでたったの$25。安い!演目は、ブラームスとシェーンベルク。シェーンベルクって聴いたことないのですが、ブラームスが聴けるので、大満足のプログラムです。

2009/08/21

③MUIR WOOD NATIONAL MONUMENT

大きな木のある公園に行きたいというリクエストがあったので、サンフランシスコの北にあるMuir Wood national Monumentへ行きました。私の家から、車で1時間くらい。途中、ゴールデンゲイトブリッジを通ります。ゴールデンゲイトブリッジは1937年完成、アールデコ様式のデザイン。曇っていたのですが、橋を渡っているうちに、どんどん晴れてきました。



Muir Wood national Monumentにはハイキングコースがいくつかあります。私たちは、ocean view trail を選びましたが、海は見えませんでした。


鹿さんがいました。

②Napa Valley

さて、ナパの2日目。
「ナパの葡萄畑を空から見たい!」という姉のたっての希望で、気球に乗ることにしていました。集合時間はなんと朝の5:30!! 前夜は早く休みました。集合時間が早朝なので、「日の出を見るツアーに違いない」「朝は寒いからたくさん着ていったほうがいい」などど、準備を整えて。ホテルがナパから遠く、車で40分くらいかかる場所だったので、朝4:00に起床、集合場所のナパのダウンタウンへ。着いたら、既に人が集まり始めていて、自分の名前を言って受付を済ませたのですが、なかなか出発する気配はなく、しばし待たされました。やっと係りの人の説明があったかと思うと、「天候が悪く、今日はナパの上空は霧が出ているので、違う場所に行きます」とのこと。ええっ~、結構なお金を払っているのに、ナパの葡萄畑は見れない! そして、車に乗せられ、40分ぐらい走ったでしょうか。着いたのは広大な畑地帯? 気球の準備がされていました。



気球のかごには、足をかけてよじ登って入ります。登れなくて、男性数名に抱えられているご婦人もいました。かごは中が仕切られていて、中を自由に移動することはできません。乗る人の体重を考えて誰がどこの場所だと配置されているように感じました。気球はゆっくりと上昇し始め、始めのうちは怖かった~ でも、次第に慣れました。


日の出を見るツアーだと勝手に思っていたのですが、気球が上がるころにはすっかり太陽が出ていました。(多分8:00くらいになっていた)


気球からは下の様子が結構見えて、犬やウサギが走っていたり、七面鳥が歩いているのも見えました。これは川にカルガモの親子がいます。↓


気球のあとは、ホテル近くにあるという、Geiser(間欠泉)を見に行きました。高さ20メートルくらいとチラシに書いてあったような気がするのですが、どうみてもせいぜい3メートル程度。これを見るのに10ドル。

その後、近くのワイナリーへ。