2010/04/29

MERCIAN ~自転車


昨年、私の愛車ルイガノちゃんは誰かに持ち去られてしまいました・・・(涙) 普段は、アパートの駐車場の私達の車の横に、鍵をかけて置いていました。本当は、自転車専用の鍵付きの部屋があって、自転車はそこに置くことになっているんだけど、お金を払わないといけないのと、場所が遠くてめんどくさいので、エレベーター近くの自分たちの車のスペースに置いていました。 それが、ある日、外出から帰ってきたら、壊れた鍵だけが落ちていて・・・・!! ガーン、盗まれた!? アパートの駐車場は一応カードキー方式になっていて居住者しか入れないはずなのに、居住者がゲートを開けて車で帰ってくるその後ろにピッタリ付いて進入してくる怪しい車を何回か目撃したことがあり、イヤだなとは思っていたのに・・・ もっと気をつけていれば良かった・・・ぅぅ

その数ヵ月後、新しい自転車を買いました♪

実は、うちの夫が今、自転車にはまっています。日本も、今、自転車ブームじゃないのかな。街中で自転車結構見かけるよね。多分、今の自転車ブームも2つの流れがあって、ひとつはロードレース系。これは、ピッタリしたユニフォームみたいなのを着て、長距離を走るタイプ。ツールドフランスなんかはこっち系かな。もうひとつは、ほそーいフレームで、都市部を走るタイプ。ギアなし・ブレーキなしで、バイクメッセンジャーがこのタイプ。(ピストバイクというらしい。)夫はこちらのタイプです。アメリカに自転車3台、日本に1台所有・・・・・ (日本に帰るときどーするんだ。そんなに置く場所ないよー)

その夫の自転車仲間があるとき、いい情報をくれました。「君の奥さんによさそうな自転車が売られているよ。フレームがすごく小さいんだ」 ピストバイクで、かっこいい自転車を探していたんだけれど、フレームが小さいというのはとても重要。なぜなら、私の体のサイズは子供サイズ、大抵のピストバイクは大人サイズで、私には合わなかったから。 そして、その友人の薦める自転車を見に行ったところ、カワイイので、すぐに買うことに決定。性能とか、フレームのこととか、全く分からないので、私はデザイン重視。ちなみに買ったのは、自転車屋ではなく質屋! 質屋には日本のように、宝石、楽器、ゲーム機などが売られているほかに、自転車や日曜大工に使う工具(ドリルとか)があって面白かった。
買ったときは分からなかったんだけど、調べてみるとMERCIANというのはイギリスの老舗ブランドで、その友人いわく、この自転車はヴィンテージの部類に入り、$1500くらいの値打ちがあるとのこと。私は$700で買ったから、お買い得だったかしら。

2010/04/23

4/12 FAITH NO MORE@THE WARFIELD


Faith No More というバンドのコンサートに行ってきました。

Faith No More とは・・・、1982年に結成され、1998年に解散。アルバムは6枚くらい出しています。ハードロックの部類に入るけど、いろんな音楽の要素を取り入れたミクスチャーロックかな。ホーンセクションを使ったり、ラップ風だったり、イロイロ楽しませてくれるバンドです。

最近、1980年代、90年代に売れて、解散or活動休止したバンドの再結成が盛ん。みんな、仲たがいしてバンドやめたけど・・・ 年取って丸くなったのか、または、お金が尽きたのか(笑)、とにかく、再結成流行り。

会場は、サンフランシスコ市内。こちらの人は、朝早くて、夜早い。住宅地などは、日が暮れると歩いている人がいないくらいなのに、この会場のある地域は、10:00だというのに、外に人がいる。黒人が訳もなくたむろしてて、ちょっと怖かった。

素敵な会場~。クラシックのコンサートがひらけちゃうような素敵なホールなのに、こんなロックバンドのコンサートやっていいのかなー。


Faith No More のメンバーの皆様。健在でした。かっこいいー!!
まじめにスーツ着ているけど、もちろん、途中でジャケットは脱いでました。しかも、よく見たら、靴はスニーカーだった。

2010/04/10

Artichoke(1)


今まで買ったこともない、食べたことのないようなものに挑戦してみよう~~!!、と思い立って、週に一回は珍しい食材を買ってみることにした。

第一回目はアーティチョーク。日本にいるときも、イタリア料理店で目にしたような気がする。でも、食べたことはなかった。少し前にアメリカのレストラン(ビヤホール)で、アーティチョークのフライを食べたことがあって、それがとてもおいしかったのでいつか自分で買って調理してみたいと思っていたのでした。

ネットで調理法をリサーチ。その調理法とは、大雑把に説明すると、

①洗う 
②花びら(葉っぱ?)の先端を切る。(アーティチョークはアザミ科の植物で、刺がある!) 
③レモンと一緒に茹でる or 蒸す (変色を防ぐためにレモンを入れるらしい)
④作っておいたソースにつけて、食べる


花びらを切ったら、こんなんになりました! 茎を切ったら、転がらずに置くことができて感動~。ハスの花のように思えます・・・ きれいだー。 

ソースはマヨネーズとか、アイオリソース?がいいらしいのだが、この間、自分でマヨネーズを作ったときに、あまりに油をたくさん使うことに衝撃をうけたので、少し酸っぱいものがいいんだろうと解釈し、自己流にヨーグルトソース*を作る。

茹で上がったのはコレ。色が茶色くなっている 。↓

この、花びらみたいなものを一枚一枚はがし、その根元を食べます。さらに、花びらを食べてしまった後の、軸?も食べることができて、こちらも美味でした。私的には「タケノコ」の味にそっくりだと思います。ヨーグルトソースもおいしかった~。

*ヨーグルトに醤油&塩&胡椒を加えただけ。

2010/04/08

Easter Holiday


せっかくアメリカにいるので、英語くらい勉強しようと思い、アダルトスクールという英語の教室に通っています。少し前に、もうすぐイースターということで、卵に色をつけたり、絵を描いたりさせられました。イースター=復活祭?と思っていたのですが、確か、キリスト教教会が布教のために、ゲルマン人が行っていた春の祭りに、キリストの復活を結びつけたんじゃなかったかなー。


ピンクでかわいらしく模様を描いたのと、卵なのでニワトリを。悲しげな表情だけど(笑)
(接写が苦手なカメラなので、ピンボケ)

そして、只今、イースターのお休みで、学校や大学などが休みになります。通っている英語の学校も1週間お休みです。そこで気づいたのが、アメリカは日本に比べると祝日がとても少ないこと。カリフォルニア州の祝日をあげてみると、

1月1日   New Year's Day
2月第3月曜 President's Day
5月最終月曜 Memorial Day (戦没者追悼の日)
7月4日   独立記念日
9月第一月曜 Labour Day (労働の日)
11月11日  Veteran's Day (退役軍人の日)
11月第4木曜 Thanksgiving Day
12月25日  Christmas Day

他にもあったかもしれないけど、これくらいです。日本は2010年だと祝日は16日も・・・!働いているときは、祝日がとっても楽しみだったので、こんなに祝日が少ないとは。アメリカ人ってかわいそう、と思いきや、こちらの人は家に帰る時間が早いのです! 道路は4時くらいから込み始め、帰宅ラッシュが始まります。


2010/04/06

The Littie Mermaid - San Francisco Ballet

バレエを観に行きました。日本にいる頃は、サンフランシスコにバレエ団があることも知らなかったけれど、調べてみるとスポンサーも多く、設立は1933年という由緒あるバレエ団、HPによると、"one of the three largest ballet companies in the United States" とも。どんなダンサーがいるのかと調べてみると、南米出身の人が多い。場所柄だねぇー。2010年のシーズンの演目のうち、観てみたいと思ったのは・・・ The Little mermaid !振り付けは、ドイツ・ハンブルグバレエのノイマイヤー氏。しかも、アメリカ初演というではありませんか! 

はりきってチケットを取って迎えた当日。バレエ以外に楽しみだったのは、サンフランシスコ・バレエが本拠地にしているホール "War Memorial Opera House" を見ること。"Opera House" とあるように、サンフランシスコ・オペラもココを拠点にしている。そして、"War Memorial" とあるのは、サンフランシスコ講和条約(1951年)がここで結ばれたからなのだ!


内装は重厚で、ステキです。建物自体は1932年?のもの。

席が舞台に近すぎて、全景を収めることができす(涙)
緞帳も The little Mermaid 。




特に何の準備もせず、観に行ってしまったのだけれど、途中で「はっ、人魚姫ってどんな話だったっけ?」と戸惑ってしまった~。というのも、振り付けのノイマイヤーが独自の解釈でストーリーを脚色しているから、アンデルセンの原作通りではないところもあるから。(その、アンデルセンの原作すら私は忘れてしまっていた・・・) 休憩の合間に、プログラムを読んで、ストーリーを頭に入れた。大筋は、アンデルセンのお話に沿っているけれど、新たに詩人が登場。詩人(男)が、恋人だった王子が他の女性と結婚してしまうことを悲しみ、詩人の彼を思う気持ちから人魚姫が生まれるという設定だった。
全体的にはとてもモダンな造り。衣装も、舞台装置も。途中、「黒子」みたいなのも登場して、「水中で揺れる人魚姫の衣装」などを操作していて、日本文化(歌舞伎?)の影響なのかと思ったことも。(今、調べてて初めて知った、ノイマイヤーってアメリカ人だったんだ! ドイツ人かと思っていた・・・)
人魚姫を演じたのは、Yuan Yuan Tan という方。中国人なのだけれど、手脚が長くて、表現力がすごかったー。しかも、なぜか白塗りをしていて・・・ アジア人の白塗りって顔が平坦だから、のっぺりして、ちょっと怖いよね。迫力のある人魚姫でした。