2007/10/06

末延芳春『荷風のあめりか』

すこし前に、大学時代の友人と都電荒川線にのった。
始発の早稲田から、終点の三ノ輪まで。
途中下車しながら、巣鴨の地蔵通り商店街(だっけ?)を歩いたり、
荒川べりで休んだり。
今までほとんど行ったことのない地域で、知らなかった東京を観てきました。

そこで、フト、東京に興味をもち、東京古地図などを眺めていた。
「古い時代の東京といえば、永井荷風が何か書いていなかったっけ」と
思い立ち、荷風について書いた本を読んでみた。

永井荷風と言えば、フランスのイメージが強いけど、実際は、フランスより
アメリカにいた時期の方が長いらしい。