2007/10/06

ジョン・オシエー『音楽と病 病歴にみる大作曲家の姿』

作曲家はいろいろな病気に悩まされた、と一般的に思われているのではないだろうか。
ベートーベンは耳が聞こえなくなり、モーツァルトは若くして亡くなり、
シューマンは精神病を患い・・・・・・・

「才能には苦難がつきものなのね、みんなどんな苦労をしているのかしら?」 と思って
読んでみた。

なぜか、音楽家のカルテはよく保存されている(研究もされている)ようで、
いろいろ音楽家の病歴が紹介されてた。
当時は、医学が発達していなかったので、きちんとした
治療法が確立していなかったんんじゃないか、というのが感想。

でも、作曲家って、生きているときはお金がなくて、みんな貧乏で、生活は悲惨そうです・・・
あんなに美しい音楽を生み出しているのに!